令和7年度 放課後等デイサービスノア自己評価(事業者向け・保護者向け)の結果を掲載しました。
◆調査実施期間 令和7年2月1日~令和7年2月20日
【保護者向け】回収率 95%
01.子供の活動スペースが十分に確保されているか はい 7% どちらともいえない 38% いいえ 0%
02.職員の配置数や専門性は適切であるか はい 80% どちらともいえない 15% いいえ 5%
03.事業所の設備等は、スロープや手すりの設置等バリアフリー化 はい 100% どちらともいえない 19% いいえ 0%
の配慮が適切になされているか
04.子どもと保護者のニーズや課題が客観的に分析された上で放課 はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
後等デイサービス計画が作成されているか
05.活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
06.放課後児童クラブや児童館との交流や、障害の無い子どもと はい 35% どちらともいえない 55% いいえ 10%
活動する機会があるか
07.支援内容、利用者負担等について丁寧な説明がされたか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
08.日頃から子どもの状況を保護者と伝え合い、子どもの発達の はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
状況や課題について共通理解ができているか
09.保護者に対して面談や、育児にに関する助言等の支援が行わ はい 95% どちらともいえない 5% いいえ 0%
れているか
10.父母の会の活動の支援や保護者会等の開催等により保護者同士 はい 75% どちらともいえない 25% いいえ 0%
の連携が支援されているか
11.子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備すると はい 85% どちらともいえない 15% いいえ 0%
ともに、子どもや保護者に周知説明し、苦情があった場合に迅速
かつ適切に対応しているか
12.子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達の為の配慮が はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
なされているか
13.定期的に会報やホームページ等で活動概要や行事予定、連絡体制 はい 95% どちらともいえない 5% いいえ 0%
の情報や業務に関する自己評価の結果を子どもや保護者に対して
発信しているか
14.個人情報に十分注意しているか はい 90% どちらともいえない 10% いいえ 0%
15.緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染対応マニュアルを はい 95% どちらともいえない 0% いいえ 5%
策定し、保護者に周知・説明されているか
16.非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出、その他必要な訓練 はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
が行われているか
17.子どもは通所を楽しみにしているか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
18.事業所の支援に満足しているか はい 99% どちらともいえない 5% いいえ 0%
【管理者の見解】
この度の評価結果を厳粛に受け止め、新たな年度を迎えたいと思います。
前年度比較で改善されている項目と新たな課題が出た。事業所として 項目9、10、11、13に関しては実施していても一部の保護者から評価を得られていない部分は発信力
不足なのか何がいけないのか原因究明が必要である。また例年ではありますが保護者との連携部分で会報誌の発行は毎月欠かさず行いましたが、こちらも1人の保護者から「どちらともいえない」という評価があった。事業所として問題なのが項目14の「個人情報に十分注意しているか」というところで10%の保護者が「どちらともいえない」という評価を付けていることは本当に改善していかなければなりません。どの部分を指摘しているかなど今後の課題になります。信頼関係を図りながら活動しているつもりではありますが、年に1度とは言え保護者からの評価を見ると反省する点も多くあります。管理者・児発菅を中心として全ての職員にこの結果を周知して改善につなげていきたいと思います。今後も創意工夫を行いながら連携と共有を軸に置いての営業を行って参ります。
【事業者向け】回収率 100%
01.利用定員が指導訓練室等スペースとの関係で適切であるか はい 38% どちらともいえない 62% いいえ 0%
02.職員の配置数は適切であるか はい 50% どちらともいえない 50% いいえ 0%
03.事業所の設備等について、バリアフリー化の配慮が適切に はい 87% どちらともいえない 0% いいえ 13%
なされているか
04.業務改善を進めるための、PDCAサイクル はい 38% どちらともいえない 38% いいえ 24%
(目標設定と振り返り)に、広く職員が参画しているか
05.保護者等向け評価票を活用するなどによりアンケート調査 はい 62% どちらともいえない 24% いいえ 14%
を実施して保護者等の意向等を把握し業務改善につなげているか
06.この自己評価の結果を、事業所の会報やホームページ等で はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
公開しているか
07.第三者による外部評価を行い、評価結果を業務改善につなげているか はい 14% どちらともいえない 24% いいえ 62%
08.職員の資質の向上を行うために、研修の機会を確保しているか はい 62% どちらともいえない 28% いいえ 0%
09.アセスメントを適切に行い、子どもと保護者のニーズや課題を客観的 はい 76% どちらともいえない 24% いいえ 0%
に分析した上で放課後等デイサービス計画を作成している。
10.子どもの適応行動の状況を図るために、標準化されたアセスメント はい 87% どちらともいえない 13% いいえ 0%
ツールを使用しているか
11.活動プログラムの立案をチームで行っているか はい 14% どちらともいえない 36% いいえ 50%
12活動プログラムを固定化しないよう工夫しているか はい 50% どちらともいえない 36% いいえ 14%
13.平日、休日、長期休暇に応じて、課題をきめ細やかに設定して支援しているか はい 50% どちらともいえない 50% いいえ 0%
サービス計画を作成しているか
14.子どもの状況に応じて、個別活動と集団活動を適宜組み合わせて放課後デイサー はい 86% どちらともいえない 14% いいえ 0%
サービス計画を作成しているか。
15.支援開始前には職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われる支援の内容や役割 はい 64% どちらともいえない 36% いいえ 0%
分担について確認しているか
16.支援終了後には、職員間で必ず打ち合わせをし、その日行われた支援の振り返りを はい 76% どちらともいえない 24% いいえ 0%
行い、気づいた点等を共有しているか
17.日々の支援に関して正しく記録を取ることを徹底し、支援の検証・改善 はい 86% どちらともいえない 14% いいえ 0%
につなげているか
18.定期的にモニタリングを行い、放課後等デイサービス計画の見直しの必要性を はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
判断しているか
19.ガイドラインの総則の基本活動を複数組み合わせて支援を行っているか はい 76% どちらともいえない 24% いいえ 0%
20.障害児相談支援事業所のサービス担当者会議にその子どもの状況に精通した最も はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
ふさわしい者が参画している援管理責任者が参画している。
21.学校との情報共有(年間計画・行事予定等の交換、子どもの下校時刻の確認等) はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
連絡調整(送迎時の対応、トラブル発生時の連絡)を適切に行っているか
22.医療ケアが必要な子どもを受け入れる場合は、子どもの主治医等と連絡体制を 該当児童なし
整えているか
23.就学前に利用していた保育所や幼稚園、認定こども園、児童発達支援事業所等 はい 14% どちらともいえない 62% いいえ 24%
との間で情報共有と相互理解に努めているか
24.学校を卒業し、放課後等デイサービス事業所から障害福祉サービス事業所等へ移行 はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
する場合、それ場での支援内容等の情報を提供する等しているか
25.児童発達支援センターや発達障害者支援センター等の専門機関と連携し、助言や はい 86% どちらともいえない 14% いいえ 0%
研修を受けているか
26.放課後児童クラブや児童館との交流や、障害のない子どもと活動する機会はあるか はい 0% どちらともいえない 76% いいえ 24%
27.(地域自立支援)協議会等へ積極的に参加しているか はい 50% どちらともいえない 50% いいえ 0%
28.日頃から子どもの状況を保護者と伝えあい、子どもの発達の状況や課題について はい 86% どちらともいえない 14% いいえ 0%
共通理解を持っているか
29.保護者の対応力の向上を図る観点から、保護者に対してペアレント・トレーニング はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
等の支援を行っているか
30.運営規程、支援の内容、利用者負担等について丁寧な説明を行っているか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
31.保護者からの子育ての悩み等に対する相談に適切に応じ、必要な助言と支援を はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
行っているか
32.父母会の活動を支援したり、保護者会等を開催する等により、保護者同士の連携を はい 100% どちらともいえない 33% いいえ 0%
支援しているか
33.子どもや保護者からの苦情について、対応の体制を整備するとともに、子どもや はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
保護者に周知し、苦情があった場合に迅速かつ適切に対応しているか
34.定期的に会報等を発行し、活動概要や行事予定、連絡体制等の情報を子どもや はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
保護者に対して発信しているか
35.個人情報に十分注意しているか はい 62% どちらともいえない 38% いいえ 0%
36.障害のある子どもや保護者との意思の疎通や情報伝達のための配慮をしているか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
37.事業所の行事に地域住民を招待する等地域に開かれた事業運営を図っているか はい 38% どちらともいえない 38% いいえ 24%
38.緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定し、 はい 50% どちらともいえない 50% いいえ 0%
職員や保護者に周知しているか
39.非常災害の発生に備え、定期的に避難、救出そのほか必要な訓練を行っているか はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
40.虐待を防止するため、職員の研修機会を確保する等、適切な対応をしているか はい 76% どちらともいえない 24% いいえ 0%
毎年外部研修に参加し園内研修も年に1回虐待防止定例会を3ヶ月毎開催している
41.どのような場合にやむを得ず身体拘束を行うかについて組織的に決定し子どもや はい 100% どちらともいえない 0% いいえ 0%
保護者に事前に十分説明し了解を得たうえで、放課後等デイサービス計画に記載
しているか
42.食物アレルギーのある子どもについて、医師の指示書に基づく対応がされているか はい 87% どらともいえない 13% いいえ 0%
43.ヒヤリハット事例集を作成して事業所内で共有しているか はい 62% どちらともいえない 38% いいえ 0%
【管理者の見解】
保護者評価と事業者向け評価を同じ時期に行ったにも関わらず整合性の取れない結果になった。
年年度の反省を踏まえ行った年度でしたが年々従業員の質の低下を感じています。
話し合いに関しては徹底的に時間を裂いてきたが裂いた時間が結果に出てこなかった。
自己評価を待たずに施設改革案を策定し新年度に向けて動き出しています。ここ数年年度末の時期が近づき新年度の構想を行っている最中に退職者が
出てしまい新年度からグチャグチャになるということが、ここ3年間続いていて今年も従業員のバタバタが児童や保護者に影響が出てしまっています。
従業員の定着が大変不安定な状況なので療育にも直接影響が出てしまいます。
今後は管理者・児発菅が直接的に現場などの陣頭指揮を行っていき立て直しを図っていく。必要に応じては人員の入れ替えと言った大鉈を振るわなければ
ならないとも考えています。
【事業所における自己評価総括表】
○事業所名 児童放課後等デイサービスノア
○保護者評価実施期間 令和7年2月1日 ~ 令和7年2月20日
○保護者評価有効回答数 (対象者数) 23人 (回答者数) 22人
○従業者評価実施期間 令和7年2月1日 ~ 令和7年2月20日
○従業者評価有効回答数 (対象者数) 10人 (回答者数) 10人
○事業者向け自己評価表作成日 令和7年2月25日
○ 分析結果
“事業所の強み(※)だと思われること
※より強化・充実を図ることが期待されること” 工夫していることや意識的に行っている取組等 さらに充実を図るための取組等
1 家族支援 通所している児童は勿論のこと、一緒に生活しているご両親・ご兄弟姉妹の状況にも目を向けて運命共同体というような形で支援を行っています。家族と言うチームが崩れてしまうと児童も崩れてしまうのでご家族とも些細なお話でも日々行いながら後手にならないように努めています。 ご家族状況確認は管理者・児発管だけでは不十分です。送迎スタッフも含めた全ての職員がアンテナを共有し事業所として動いていくことを更に伸ばしていきたい。
2 臨機応変・柔軟な対応 日ごろからご家庭・児童の状況に注意深く目を配り、後手にならないように状況把握に努めるよう心がけています。更にご両親・ご兄弟・ご姉妹・学校・病院など児童に関わる全ての方との連携・情報共有を心がけ、その状況にBESTな対応を柔軟に行える体制づくりを心掛けています。 物事の変化には多くの目が必要になってきます。職員全員が情報共有し1つにまとめ上げていけるような体制づくりを強化していかなければなりません。
3 小回りの利いた活動 療育に関しては計画的に行わなければなりませんが、その他の部分に関しては保護者や子供達に意見など聞かせて頂きながら形にしていきたいと創業時から取り組んでいます。責任者が日常的に現場を把握しながら活動しているので情報共有の早く、小回りの利いた活動につながっています。 小回りが利き過ぎると計画性がなくなってしまう部分も背中合わせにあるので可能な限り事業所として療育を落とし込みながら活動していくことも忘れないよう心掛けています。
“事業所の弱み(※)だと思われること
※事業所の課題や改善が必要だと思われること” 事業所として考えている課題の要因等 改善に向けて必要な取組や工夫が必要な点等
1 知識・技術・認識がアンバランス 定期的な研修や日々の療育の中での指導も行っていますが、昨今の職員さんは自分で学ばない、今までの経験値だけで療育している方が多いことに気づかされています。以前はみな努力される職員さんが多かったが時代なのか、それとも人選に問題があるのか難しいです。 まずは施設運営に関して大鉈を振るっていきます。これは新年度に向けて事業所ではなく法人の決定で動いています。従業員を大きく入れ替え低下してしまっている社風を良い時代の環境に戻し、みなで学べるような環境にしていきます。経験値だけで仕事をする、自己の子育てや考え方を療育に持ち込まれないよう初心に戻り行って参ります。
2 スペースの問題 スペースの問題に関しては毎年厳しい評価を頂く方がいて頭を悩ますところではあります。勿論指定基準を満たしているので認可を得ているのですが当施設は肢体不自由児童を積極的に受け入れていることからスペースが取られてしまっています。移転となると大掛かりな形になってしまいますので保護者には説明を継続していくしかありません。 ハードを変更することは不可能です。改善と言われてしまえば移転するしかありません。移転も簡単ではないので現実的ではありません。肢体児童も成長に伴い車椅子も大きくなっていくので改善命令な強い形になれば肢体不自由の受け入れ率を減らしていくしかない。それでは弊社の特色が消えてしまうので悩ましい問題ではあります。
3 職員の定着率について 創業から9期目に入り7期目までは人材に困るということはなく定着率も良好でしたが、ここ2年間で一気に職員の定着率が低下している。人手不足で細かい部分の対応が出来なくなったり職員のスキルも低下、施設内の雰囲気も低下してしまい本来評価を得ていた部分が次第に薄れていってしまっています。 雇用形態問わず、その時々で施設を牽引していく職員が出てきますが、その方の言動が施設の雰囲気や方向性を左右してしまいます。令和7年度からは管理者・児発管が本格的に陣頭指揮を取ることで職員も大きく入れ替えて立て直しを行っていきます。根底からのスタートとなります。